トップページ他山域山行リスト>仏塚山・大楠山_記録20240706


仏塚山・大楠山

 山行日
2024年7月6日(土)  晴        単独行
 コース
湘南国際村センター前(12:03)〜(12:08)地球環境戦略研究機関〜(12:24)立入禁止立札〜(12:46)地球環境戦略研究機関〜(12:52)大楠山への道標(13:06)〜(13:50)大楠山(14:06)〜(14:19)衣笠城址分岐点〜(14:45)横浜横須賀道路下(14:49)〜(16:09)金谷交差点〜(16:17)衣笠
 今回は、登山ルートで歩いたことのない湘南国際村から大楠山を目指しました。また、その前に湘南国際村にある仏塚山を初めて訪問することにしました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 湘南国際村センターには、JR逗子駅からと京急汐入駅からのバスが走っているが、どちらも1時間に1本という頻度だ。ということで待ち時間の少ない方を調べ、逗子駅からのバスに乗車。だが、逗子駅から先の国道134号線が予想以上に渋滞していたこともあり、結局、11:59、終点湘南国際村センター前に到着。
 初めてこの場所に降りたのだが、人影は殆ど見られない。同じバスから降りた乗客が5人ぐらいいたのだが、すぐに姿が見えなくなってしまった。(写真下)
[終点の湘南国際村センター前にて下車]

 地形図を見ながら、仏塚山方面に向かう。地形図上の等高線から地球環境戦略研究機関の建屋の東側斜面の上が仏塚山頂上だと思えるのだが、どこが登山口なのか分からない。 
[(財)地球環境戦略研究機関の建屋の横を通過]

 すると、樹林帯となっている東側斜面に階段道があることを発見。(写真下左) 方向から見てこの道を進んでみることにした。左右が樹林に囲まれた細い小径を進んでいくと、なんと先程の(財)地球環境戦略研究機関の建屋につながる階段が現れた。(写真下右) 結局、この小径も研究機関に通じるルートだったのだ。そこで階段に行かず、右手の斜面を下ってみるが、道らしい道は見当たらなかった。
[仏塚山方面の小径に入る] [(財)地球環境戦略研究機関の建屋へ]

 結局、小径を引き返すことにしたのだが、その際、樹林帯の中で左手の仏塚山方面に経路がないか確認しながら戻っていく。すると薄っすらと踏み跡らしい箇所を発見。そこを突き進んでいくと、金網にぶつかった。そこで金網沿いに右手に進むと、扉があり、やはりここは径路ではないかと思え、扉を通過していく。(写真下)
[金網の間に扉あり]

 しかしながら、この先、経路はなく、低木が茂っているヤブとなった。とりあえず斜面を登っていく方向に進む。すると、足下の地面が舗装されていることに気がつく。どうやら大昔、ここは道路だったのではないかと推測。その後、長い年月が経ち、今は草木に覆われてしまったようだ。(写真下)
[斜面を登っていく]

 悪戦苦闘しながら前進していくと、白いガードレールが見え、その先が舗装路だと分かった。(写真下)
[ガードレールが見えた]

 舗装路に出ると、高台方向には「立入禁止」の立札がポツンと立っていた。(写真下) 地形図で確認すると、ここはどうもゴルフ場内の敷地のようで仏塚山の頂上は、この右奥のようだ。ということで残念ながら、ここは諦めて引き返すことにした。
[立入禁止の立札あり]

 再びヤブの中に突入し来た道を引き返す。左手の樹林帯斜面が仏塚山ピーク方面なので何かしら経路がないかと探しながら下っていく。だが、仮に経路を発見しても、ヤブだらけなのは間違いないので、この時季では突入する気がしなかった。
 そんな折、足下の先で動くものを発見。短くて太い胴体、特徴ある模様、すぐにマムシだと分かった。だが、デジカメ撮影する前にヤブの中に消えてしまった。(写真下)
...マムシ遭遇は久々のような気がする。
[マムシ遭遇地点]

 小径に出てきた後、財)地球環境戦略研究機関の建屋の前まで戻ってきた。
 ここで再び地形図を取り出し、仏塚山の南側から登れないかと、車道を進んでみる。すると、左手に円柱状の建屋が見えた。(写真下) だが、ここも横須賀市上下水道局施設で立入禁止となっていた。(写真下)

 どうやら仏塚山は水道局とゴルフ場に囲まれ、簡単に入れない山のようだ。
[横須賀市給水施設]

 ということで、今日は仏塚山登頂を断念し、大楠山に向かうことにした。
 12:52、道が円状になっている所にて大楠山への道標を発見。(写真下) ここから一本道が出ていた。この道を辿ると大楠山のようだ。だが、進む前にここで小休止とした。
[大楠山への道標を見つけた]

 道標から少し戻って南東側を眺めると、大楠山頂上西側にあるレーダー雨量観測所の白い塔が見えた。(写真下) 撮影しながら意外に近いなと思えた。
 この後、大楠山へ出発する。(13:06)
[大楠山方面の眺め]

 単調な一本道を緩く下っていくが、木陰が少なく、靴底には舗装路からの熱が感じられ、ちょっと辛い。正面に見えた建屋は、ゴルフ場のクラブハウスだと判明。(写真下)
[舗装路を下っていく]

 左手は、ゴルフ場なのだが、樹林や草木があるので、コースは見えていない。正面に見えるレーダー雨量観測所の白い塔が大きくなった。(写真下) その左手のピークが大楠山頂上なのだが、あまり頂上とは思えない姿だ。
[正面に大楠山]

 長い下りが終わると、舗装路が終わり、丁字路に出た。(写真下) この先、直進も右折も未舗装路だ。分岐点なのに道標がないのは不親切だなと思いながら地形図で大楠山への進路を確認。直進路を進む。
[丁字路に出る]

 直進路を進んでいくと、左手に道標を発見。こんな場所に設置せず、先ほどの丁字路にあればいいのにと思ってしまう。丁字路に設置できない何らかの理由があるのだろうか。(写真下)
[道標あり]

 道標の先で階段登りとなった。(写真下) 湘南国際村からここまで高度差約70m下っている。地形図で見ると、ここから大楠山頂上まで高度差約140mを登るようになっていた。
[階段登りとなった]

 途中、下り階段が例外的に現れたが、ほぼ登りが続く。また蚊柱を何度か見かけ、思わず吸い込みそうになった。遠景が樹林のため殆ど見えないので、ひたすら登ることに集中でき、13:46、前田橋ルートと合流した。(写真下) ここからは、いつものルートだ。頂上手前の階段を登っていく。
[前田橋ルートと合流(振り返って撮影)]

 13:50、大楠山頂上に到着。まずは、山頂標識などを撮影。(写真下)
[大楠山頂上]

 頂上で昼食をとっていると、女性が近づいてきて「アンケートにご協力を」とのことで、登山口、下山口、どこから来たのか等のアンケートに回答。
...工事が始まるため登山道利用者の事前調査らしい。
 逆にこちらから今日は何人ぐらい頂上に来たのかを尋ねると80人ぐらいとの事。この炎天下でも土曜日なので訪問者は多いようだ。
 周囲を見渡すと、単独男性、女性2組、トレラン3人組が休憩中だった。
[大楠山頂上光景]

 14:06、大楠山頂上を出発。
 東側の急な階段(230段)を下る。スピードを出すと目が回ってくるのでゆっくり慎重に下っていく。(写真下)
[反対側の階段を下っていく]

 ゴルフ場を左に見ながら金網の続く斜面を下っていく。衣笠城址分岐点で左折し、塚山公園方面に進んでいくと、やがて小沢沿いの小径を歩くようになった。ここは、日陰なのでだいぶ歩き易い。(写真下)
[小川沿いを進む]

 横浜横須賀道路の下を通過。ここは、風が入り込み、凌ぎやすかった。(写真下) その先に1台の飲料自販機を見つけた。思わず小銭を取り出し、炭酸飲料を買って、しばし休憩。
[横横道路の下を通過]

 その後、横須賀しょうぶ園を向かうつもりが、住宅街で道を間違えてしまった。しょうぶ園を諦めて住宅街の中を進むと、再び飲料自販機を見つけ、しばし休憩。今日は、大楠山を越えてから暑さに弱くなったようだ。県道27号線に出て、現在地を確認し、衣笠駅に向かう。だが、この先でも飲料自販機が目に入ると、ついつい買って飲んでしまう。
[県道27号線に出る]

 ぶらぶらと住宅街を歩き、ようやく衣笠駅に到着。(写真下) 今回は、住宅街に出てからの道のりが遠かった。
 [横須賀線衣笠駅に到着]


 今回は、初めて湘南国際村を訪問し、仏塚山を目指しましたが、残念ながら頂上に到達することができませんでした。頂上に行くには、ゴルフ場の許可を得て舗装路を登るのが手っ取り早いように思えました。 
 一方、湘南国際村から大楠山へのルートでの光景は、正直なところ、大楠山方面しか眺められず今一つと言った感じでした。ですが冬に歩いたら印象が変わるかもしれません。
 なお、今回も後半、飲料自販機を見ると、冷たい飲料への禁断症状が出てしまい、猛反省です。
...しかし、暑い一日だった。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。