トップページ>他山域山行リスト>大菩薩嶺_記録20240810
2024年8月10日(土) 晴後曇 |
同行者:「山の会」メンバー 3名 |
上日川峠(10:25)〜<登山道>〜(10:50)福ちゃん荘(10:59)〜(12:05)雷岩(12:13)〜(12:22)大菩薩嶺(12:30)〜(12:38)雷岩(13:08)〜(14:02)福ちゃん荘(14:09)〜<車道>〜(14:23)上日川峠 |
この時季、比較的簡単に登れて涼しい山はないかと計画しましたのが大菩薩嶺です。標高2000mを超える山なので涼しさを期待し、今回、「山の会」メンバー4人で訪問してきました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
JR中央線甲斐大和駅のホームに降りたら、標高600m以上のせいか、幾分涼しさを感じた。少し歩いてバス乗り場に向かう。早めに到着したので、上日川峠行き1番バス(8:10発)を待つ乗客の列を見る。登山者が多く、バス2台が連なって出発していった。
ひと気の消えたバス乗り場でベンチに腰掛け、ゆっくりと次のバスを待つ。やがて、メンバーが集合し、予定通り9:20発の上日川峠行のバスに乗車。(写真下)
朝1番バスと違い、ギリギリ1台のバスで足りた。 |
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[甲斐大和駅からバスに乗車] |
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バス道は、全部舗装されているが、時々急坂があり、満員のバスは低速となってバスのエンジン音が苦しそうに聞こえてくる。車窓からは樹林帯ぐらいしか見えず、ちょっと退屈な移動だ。約50分バスに揺られて上日川峠に到着。目の前にはロッヂ長兵衛の建屋が見えた。(写真下左)
建屋の前では、桃の箱売りが行なわれていた。(写真下右) 訳アリの桃らしいが見た目は特に問題なさそう。どうやら今シーズン最後の桃ということで在庫一層セールのようだ。ということで思わず衝動買い。(1200円/箱)
前払いして、取り置きしてもらい、帰りに受取ることに。
...この季節の山梨は美味しい。以前も山行の帰りに桃を買った経験あり。
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[上日川峠に到着] |
[ロッヂ長兵衛にて桃の箱売り] |
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10:25、準備を終え、上日川峠を出発。(写真下) まずは、福ちゃん荘に向かう。車道歩きでも福ちゃん荘に行けるが、行きは、登山道を利用する。やはり、思った通り涼しい。これならば真夏でも快適な山歩きになると思えた。 |
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[福ちゃん荘に向かう] |
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樹林帯は、新緑のような緑をしている。(写真下) 足下の登山道は、時々泥道がある。昨日、雨が降ったせいだろうか。 |
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[樹林帯の中を進む] |
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ウォーミングアップのような歩きを終え、福ちゃん荘に到着。(10:50) ここで小休止。この先は、急登になっていくので、首にタオルを巻いて、流れてくる汗に対し、準備する。 |
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[福ちゃん荘に到着] |
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10:59、福ちゃん荘を出発。今回は、大菩薩嶺の登頂を第一目的としているので最短ルートの唐松尾根を選択。(写真下) |
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[唐松尾根に向かう] |
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緩やかな登りが続いていたが、いよいよ登りとなってきた。(写真下) 11:15、小ピーク(標高1811m)を通過。だが、この後、フラットな道に変わってしまった。 |
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[ゆっくりと登っていく] |
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唐松尾根は、急登だったという記憶があったのだが、ほぼフラットな道が続く。(写真下) これが意外と長かったので、これが唐松尾根?と思ってしまった。 |
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[なかなか急登にならない] |
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ようやく登りがキツくなってきて標高を稼ぐようになった。やがて右手の樹林帯が終わって草原となり、視界が広がった。(写真下) だが、残念ながら富士山の姿は雲に隠れて見えない。(南アルプス方面も同様) |
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[大菩薩湖を望む] |
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ガレ場の直登に変わり、登りがキツい。(写真下) また陽が照り始め、木陰が少ないために暑くなってきた。もうすぐ雷岩のはずだが、なかなか雷岩自体が見えてこない。ここにきて本日、心拍数が高止まりしている状態となった。 |
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[急登が続く] |
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12:05、ようやく雷岩に到着。大菩薩嶺と大菩薩峠との丁字路に立つ道標の傍で1頭のシカが人を恐れず、草を食べていた。(写真下) どうやら人に馴れてしまい、人が近づいても逃げない。久しぶりにシカ撮影を楽しむ。また、昼になったせいか大勢の登山者が雷岩付近で休憩中だった。我々も小休止とした。 |
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[雷岩に到着] |
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12:13、大菩薩嶺頂上へ出発。(写真下) 結構、すれ違う登山者が多い。 |
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[頂上へ出発] |
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12:22、大菩薩嶺頂上に到着。(写真下) 以前と変わらず、周囲は樹林に囲まれ、展望はきかない。記念撮影をしただけで、山頂を後にした。戻るとき、頻繁に登山者とすれ違う。 |
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[大菩薩嶺頂上] |
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12:38、再び雷岩に戻ってきたところで我々もランチタイムとした。だが、大菩薩湖方面にはガスが湧き、ますます視界が狭くなってきた。(写真下) |
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[再び雷岩に戻る] |
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ランチをしているとポツポツと雨が落ちてきた。これは、ひょっとして降ってくるかと思ったのだが、幸い2、3分で止んでしまった。ここでメンバーと相談し、大菩薩峠に向かっても展望がきかないので、今日は登頂だけとし、来た道を引き返して下山することにした。
13:08、雷岩を出発する。(写真下) |
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[唐松尾根を下ることに] |
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急なガレ場歩きが終わり、フラットな歩きやすい道となる。(写真下) おまけに日が差し込まないので歩き易かった。 |
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[フラットな歩き] |
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14:02、福ちゃん荘に到着。ここで小休止。かき氷旗が目に入り、ちょっと気になったが、そんなに暑くないのでパス。ここからは、行きのルートと異なり、車道を下っていくことにした。(写真下) |
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[福ちゃん荘を出発] |
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14:23、上日川峠に戻ってきた。(写真下) 次のバス発車時刻は15:00で、まだ時間は十分ある。ロッヂ長兵衛にて桃の箱(紐で結ばれてあった)を受取った後、土産物などを見て時間を過ごす。
14:40になるとバス乗車がOKとなったので乗り込む。出発時刻が近づいてくると、乗客が増えてきて最後は補助席を使用して何とか全員着席できた。(行きでは補助席を使用しなかった)
予定通り15:00に発車。帰りは、下り坂のためバスは快走。このためバスの中でウトウトしてしまい、気がついたら15:54、甲斐大和駅に着いていた。 |
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[上日川峠に戻ってきた] |
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ご同行の皆様、お疲れさまでした。
帰宅後、冷蔵庫で冷やして食べた桃ですが、味(甘さ、水分)や見た目(キズ、変色)に全く問題ありませんでした。よく見たら、ソフトボールよりも大きいのが2つ混じっていて、ボリューム感の面でも大満足でした。 |
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[購入した桃] |
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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