トップページ>他山域山行リスト>剱岳_記録20240817
2024年8月17日(土)〜18日(月) 曇・晴・晴 |
同行者:「山の会」メンバー2名 |
2024/8/17:室堂(12:10)〜(14:53)剱御前小舎(15:06)〜(16:06)剱澤小屋(泊)
2024/8/18:剱澤小屋(5:08)〜(5:32)剣山荘(5:44)〜(6:14)一服剱〜(7:24)前剱〜(9:35)剱岳(10:05)〜(11:57)前剱ピーク下(12:03)〜(13:20)一服剱(13:23)〜(13:59)剣山荘(14:34)〜(15:06)剱澤小屋(15:22)〜(16:26)剱御前小舎(16:47)〜(18:54)雷鳥荘(泊)
2024/8/19:雷鳥荘(8:38)〜(9:07)室堂 |
昨年夏に立山を登ってきましたが、今年は剱岳に行ってきました。帰宅後、調べてみましたら39年振りに訪問したことが分かりました。ということで、剱岳は、ご無沙汰期間自己最長の山ということが判明しました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
前夜20時頃、台風7号が南関東の東を通過し、前夜の段階でJR東日本から「翌日は朝から正常運行」とアナウンスされていたので安心して東京駅に向かう。
朝一番の北陸新幹線「かがやき501号」敦賀行きは、既に22番線ホームに入線していた。(写真下) 定刻通り6時16分に東京を発車。この発車時刻が遅れると今日の予定が全部狂ってしまうのでホッとする。なお、東京駅で今回の同行者YUTさんと合流。その後、大宮でもう一人の同行者TKOさんと無事合流した。 |
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[東京駅新幹線ホーム6時4分の光景] |
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かがやき501号は、大宮を出発したら、次は長野で、その次は降車駅富山だ。さすが停車駅が少ないなと思いながら、車窓からの風景を眺めていると、日本海に出る糸魚川あたりまで天気は良好だったのだが、富山に近づいてきたら、天候が怪しくなってきた。
8:23、富山到着。8:43、電鉄富山から2両編成の立山行き特急電車(特急料金400円:でも車両タイプは普通と同じでガッカリ)に乗車。すると乗っている途中で、ついに雨が降り出した。また、電車の到着が遅れ、予約していた立山10:00発のケーブルカーに乗車できず、結局、10:20発のケーブルカー乗車となった。
天気は、その後も崩れたままで、ケーブルカーもバスもガスと雨。
11:27、室堂到着。(予定では11:10着だった) 建屋内のベンチにて持参した食料でランチタイムとした。 |
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[室堂ターミナルが見えてきた(バス車窓より)] |
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12:10、雨具を上下着用して室堂を出発。(写真下左) 昨年は、素晴らしい光景を眺めながら雷鳥荘に向かったが、今日は、ガスと雨で何も見えない。
だが、ツキは、まだあったようだ。雷鳥荘手前まで来たら、雨が止み、薄日が差し込んできた。ということで雨具(上)を脱ぐ。(写真下右) |
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[ガスの中、出発] |
[雷鳥荘手前のベンチで小休止] |
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雷鳥沢キャンプ場を過ぎ、雷鳥坂の登りとなる。(写真下) 昨年、立山縦走の時、このルートを下ってきたのだが、物凄く長く感じたのを覚えている。今回は登りゆえ、もっと長く感じるに違いないと思って登っていたのだが、そんなことはなかった。というのも時折、涼しい風が吹いてくるからだ。これがクールダウンとなり、体力消耗を抑えてリズムよく登れたようだ。...大倉尾根の登りとは、大違い。
ただ気になったのは、時間帯が遅いのか、他の登山者を全く見かけなかったことだ。
...台風のせいで来訪する登山者が減った? |
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[雷鳥坂を登る] |
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14:53、ガスの中、剣御前小舎前に到着。ようやく稜線に上った。ここで休憩している登山者は、4、5人程度。腰を下して水分補給した後、反対側に下っていく。ここでもすれ違う登山者はいても同じように下る登山者の姿は見えなかった。
ガスが濃くなり、剱沢キャンプ場へ下っているのだが、全然キャンプ場が見えてこない。(写真下) そのうち、尾根下りが終わり、緩やかな傾斜でのザレ場を下るようになる。すると、ようやく前方にテントが見えてきた。テントは約20張ぐらいで結構少ないなと思いながら通過。 |
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[剱沢キャンプ場へ下っていく] |
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剱澤小屋はテント場を通過した後、さらに50mぐらい下がった先に赤い屋根だけを見せていた。ようやく着いたかと、小屋の正面(谷側)に向かう。
小屋の前は広場になっているが、正面はガスで何も見えない。(写真下左) ガスが無ければ剱岳が見えるのだろう。小屋は雪崩対策のためか平屋で意外に小さいというのが第一印象だった。(写真下右)
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[剱澤小屋の前にて] |
[剱澤小屋に入る] |
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小屋に入ると、夕食は、17:10と言われる。まだ時間があるので着替えたり、明日のためにサブザックに雨具や水などを移したりして過ごす。
...YUTさんはタイミングよく温水シャワーを浴びていた。(1時間毎に男女が交代で利用)
その後、物凄く冷えていた缶ビールで乾杯。(写真下) |
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[夕食前に缶ビールで乾杯] |
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4:00起床。昨晩受取った朝食用弁当を1/3ぐらい食べる。(残りはサブザック)
5:08、剱澤小屋を出発。空を見上げると青空が広がり、部分的にガスが漂っていた。天気は良さそうだ。今回は台風が1日ずれたり、ツキがあるなと思えた。
剣山荘に向かう途中、ガスが赤く染まり始めた頃、なんと前剱が顔を出した。だが、剱岳はまだガスの中だった。(写真下)
...前剱の登りが急なのがよくわかった。 |
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[前剱が姿を現す] |
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5:32、剣山荘到着。ここでウィンドブレーカを脱ぎ、指なし手袋を久しぶりに着用。 |
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[剣山荘に到着] |
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帰宅後、古いアルバムから39年前の剣山荘の写真を見つけた。(写真下) 39年前は、この小屋に宿泊して剱岳に向かったのだが、当時の小屋については全く思い出せなかった。ただ剣御前小舎から剣山荘に下っていく時、雪渓が残っていて、その上を歩いたことだけは覚えていた。
現在の剣山荘は2007年に建替えられたらしい。 |
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[39年前の剣山荘] |
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5:44、剣山荘を出発し、いよいよ剱岳へと向かう。すると10分ちょっとで最初のクサリ場に出合う。(写真下) クサリ場にはプレートが設置され、クサリ場の番号が振ってある。ここは1番目のクサリ場となっていた。 |
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[1番目のクサリ場] |
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ガスが漂い、周囲の景色がハッキリしなくなった。GPSを見たら、いつの間にか一服剱のピークを越えており、前剱へのガレ場を登っていた。(写真下) |
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[前剱へのガレ場を登る] |
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岩場を登っていく。(写真下) この後、4番目のクサリ場プレートを見る。ちなみに4番目の「4」の黒文字は消えていて跡だけが残っていた。クサリ場が終わったら、再びガレ場の登りとなる。このガレ場が要注意で、落石しやすいエリアだと思えた。 |
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[前剱手前の岩場にて] |
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前剱直前で、左前方から下山者がやってくるのが見えたが、そちらは下山者用の巻道だと分かった。右側の登りルートを進み、7:24、前剱頂上に到着。(写真下)
だが、360度、ガスに覆われ、何も見えず。 |
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[前剱頂上に到着] |
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前剱の稜線を進むと、ガスに隙間が出来た。その結果、西側の早月川下流域の景色が見えてきた。(写真下) |
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[早月川下流域が一瞬見えた] |
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すると今度は、前方のガスが切れ、剱岳ピークがようやく姿を見せてくれた。(写真下)
下りのクサリ場入口にて、ここは登り専用ルートというプレートを見た後、前方の鉄の橋に向かって下っていく。 |
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[前方に剱岳ピークが見えてきた] |
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登り専用ルートとなっている鉄の橋の上で途中、YUTさんは、立ち止って身体を右側に90度曲げ、顔をこちらに向けて撮影ポーズをとった後、再び90度ターンして橋を渡って行く。(写真下)
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[鉄の橋を渡るYUTさん] |
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その後、5番目のクサリ場のトラバースを行くYUTさんを撮影。(写真下) だが、見ていると恐ろしくなるので、カメラをしまって鉄の橋に向かう。だが、橋の上で私の場合、とてもじゃないが、左右のバランスが崩れそうで首すら右に向けることはできなかった。
...鉄の橋の下は、左右どちらも崖。もう少し橋の幅が欲しい。 |
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[5番目のクサリ場を通過] |
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クサリ場を通過すると、前方に剱岳が先ほど以上にクッキリと見えてきた。(写真下) |
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[剱岳ピークのガスが切れてきた] |
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平蔵の頭の登りに取り付く。(写真下) よく見ると、左にクサリ場があるのだが、白ペンキで×印が付いている。ここも登りと下りでルートが分離しており、左のクサリは下り(下山)専用だとわかった。 |
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[平蔵の頭への登り] |
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平蔵の頭を登りきると、一転してクサリ場の下りとなる。(写真下) 左側の下山ルートに登山者を見る。下山時にこんな登りは、辛いなと思えた。...39年前の記憶なし。 |
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[平蔵の頭からの下り(左手に下山ルート)] |
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平蔵のコルを登る。(写真下) ここもクサリ場となっている。登り終えたYUTさんは、振り返って余裕のピースサイン。...男2人は、ハアハア言いながら登っていく。 |
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[平蔵のコルの登り] |
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ザレ場を下る。(写真下) いよいよこの先は、カニのタテバイだ。この辺り、剱岳に向かう登山者は全く見かけなくなっていた。 |
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[ザレ場を下っていく] |
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カニのタテバイの下にやってきた。(写真下) TKOさんが取り付きの足場を探している間にYUTさんはスルスルと9番目のクサリ場プレート(カニのたてばい)の上を登っていく。 |
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[カニのタテバイ] |
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39年前のカニのタテバイの写真。(写真下) ここは、先行の登山者が砂や小石を落としてくるので非常に危険だった事を今でも覚えている。...当時はノーヘルの時代
こうやって見比べると、取り付きの位置からルートは殆ど変わっていないことが判明。 |
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[39年前のカニのタテバイ] |
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TKOさんの後、取り付くために見上げると、急斜面であることがよくわかる。(写真下左) その後、上へと登っていく。(写真下右) こんな岩場なので、いつも以上に両足の足場を確保し、両腕の力をなるべく使わず省エネで登ろうとするが、登りが長く感じられ、結果的に両腕が疲れてくる。なお、登っていて昔のように砂や小石が落ちるような状況ではなかった。
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[垂直のように見える] |
[上へと登っていく] |
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カニのタテバイの最後は、緩やかな登りのクサリ場となった。(写真下) |
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[カニのタテバイ終了付近のクサリ場] |
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カニのタテバイを終えた所で、振り返る。(写真下) ちょうどガスが切れて前剱・平蔵の頭方面が見えていた。残念ながら立山は、その手前にガスが流れていた。 |
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[前剱・平蔵の頭方面を見下ろす] |
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9:35、ようやく剱岳頂上に到着。まずは祠の前で全員記念撮影。(写真下) だが、頂上はガスに囲まれ、見渡す限りの風景を堪能することが出来なかった。朝弁当の残りを食べたりして時間を潰すが、それでもガスが消えないので諦めた。なお頂上には、10人程度の登山者が休憩中だった。
...我々を追い越していった登山者、早月尾根からのガイド付き登山者、源次郎尾根?からのガイド付き登山者と様々だった。 |
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[剱岳頂上にて記念撮影] |
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祠の前には数々の手作り山頂標識が散乱。(写真下) 長年の歴史を物語っている。 |
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[いろいろな山頂標識] |
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39年前の頂上光景。(写真下左) 当時は、祠の周りに石積の壁はなかったようだ。また、この時は、快晴で立山方面などの眺望が素晴らしかった。(写真下右)
... ニッカボッカに重登山靴が懐かしい。 |
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[39年前の頂上光景] |
[39年前の登頂記念撮影] |
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ガスが切れない中、10:05、下山開始。(写真下) |
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[頂上を出発] |
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10:29、10番目のクサリ場プレート(カニのよこばい)を見た後、クサリ場を下っていく。先行のTKOさんがヨコバイの下りから横へのトラバースに変わる箇所を撮影。(写真下)
自分が通過する際、39年前と全く同様で上からだと足下が見えないことを実感。但し、今回は、近づいてみると、眼下の岩に赤ペンキで矢印や足を置く位置が丁寧に示されてあり、このお蔭で、だいぶスリル感が低減された。 |
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[カニのヨコバイ(1)] |
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下りきったところで足場を確保し、トラバース側の前方を撮影。(写真下) 幸いにも今回は、カニのタテバイもヨコバイも前後に登山者は見られず、独占状態だったので撮影が可能だった。(写真下)
...39年前のカニのヨコバイでは、下山者が多く、下っていくクサリ場で渋滞している写真しか撮れなかった。 |
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[カニのヨコバイ(2)] |
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続いて長い鉄ハシゴの前に出た。(写真下) 最初、左足を次のステップに下げた後、右足を下げようとしたら、ハシゴを支えているクサリが邪魔なので、下げる前にそのクサリの上に右足を上げなければならないことが発覚。だが、無理に上げようとしたら右足が攣りそうになるので、最初からやり直す。ということで右足の初期位置を変えてから再スタート。
...結構、焦る。 |
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[鉄ハシゴを下る] |
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カニのヨコバイを終えて、再び平蔵の頭を越えていく。(写真下) 行きで下山者を左に見た所だ。12番目のクサリ場プレート(平蔵の頭)を見る。見た目ほど急ではないのだが、やはり両腕が疲れる。ただ途中、左へトラバースしていく所で息抜きできるのが嬉しかった。 |
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[平蔵の頭の登り(下山ルート)] |
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平蔵の頭を越え、岩場が一段落した所で平蔵谷方面を眺めながら小休止。(写真下)
下山してきた韓国の若い男女1組(韓国語が聞こえた)が目の前を通過していく。そういえば、剣山荘横に立っていた剱岳案内図や、前剱の頂上プレートには、日本語、英語の他にハングル文字があったことを思い出した。 |
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[平蔵の頭を通過後、小休止] |
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帰りは、行きで見た通り、前剱のピークを西側から巻いていくルートとなっていた。やがて前剱の下りとなるが、4番目のクサリ場を通過した後、急なガレ場エリアとなり、落石が恐ろしい箇所となった。(写真下)
...急なガレ場の下りが「とても苦手」ということを再認識。
その後、3番目のクサリ場(前剱大岩)を通過するが、この下りのクサリ場が個人的には長く感じた。そのクサリ場が終わると、再び嫌らしいガレ場の下りが始まる。 |
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[4番目クサリ場を通過した後のガレ場を下る] |
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一服剱手前の鞍部である武蔵のコルにて小休止。一番元気なYUTさんが先行で出発。続いてTKOさんが出発。少し遅れて私が出発。どうも喉がカラカラで今一つ足に力が入らない。だが、一服剱を越え、剣山荘が近づいてきたところ(写真下)で最後のペットボトルの250ccを一気に飲む。これでだいぶパワーを得たような気がした。 |
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[剣山荘が近づいてきた] |
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13:59、剣山荘に到着。すぐに小屋でコーラのペットボトル2本を購入。(写真下) 一気に2本飲んで水分補給。さらに小屋の前の蛇口から出ていた沢の水を空となったペットボトルに入れて飲む。また、ランチ用として持ってきたカステラを食べる。これで体力的には落ち着いたようだ。
だが、予定より1時間ぐらい行程が遅れていた。原因は、私の下り歩行の遅延。剱岳頂上までは、ほぼ予定通りの時間だったのだが、前剱あたりからのガレ場下りで一気にペースダウンしてしまった。
ここでYUTさんが本日の宿、雷鳥荘へTELし、予定より到着が遅れることを宿に伝えてもらう。幸い、宿からは夕食を20時までに済まして戴ければOKですよという回答だった。 |
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[剣山荘でコーラペットボトル2本購入] |
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剣山荘を14:34、出発。剱澤小屋に向かう。(写真下) このルートは、ほぼ水平で途中の岩場も歩き易いのが有難い。 |
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[剱澤小屋へ出発] |
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剱澤小屋に到着する直前に剱岳が一瞬見えた。(写真下) 思わず何枚も撮影する。 |
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[前剱と剱が見えた] |
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15:06、剱澤小屋に到着。ここでサイダーのペットボトルを購入し、一気飲み。(写真下) やはり冷えた炭酸飲料は最高だ。その後、サブザックから雨具などを取り出し、メインザックのパッキングを行なう。 |
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[剱澤小屋にてサイダー1本購入] |
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15:22、剱澤小屋を出発し、キャンプ場を通過。(写真下) ザックが重くなり、この先は登が続き、遅くなりそうだと覚悟していたのだが、意外や意外、足にパワーがみなぎり、全く登りが気にならない。コーラ2本、サイダー1本の炭酸水補給がよかったようだ。 |
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[剱沢キャンプ場を通過] |
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YUTさんには雷鳥荘へ先に行ってもらい、追いかけるようにTKOさんと雷鳥坂を下っていく。ガスが相変わらず漂っていて立山方面は、山腹しか見えていない。(写真下) |
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[雷鳥坂を下る] |
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ガスが消えていき、雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。だが、まだまだ遠い。(写真下) また、キャンプ場から雷鳥荘への登り返し(約100mの高度差)がキツそうに見えた。
...昨年、登り返したことを思い出す。 |
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[雷鳥沢キャンプ場を見下ろす] |
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昨年の立山の時も雷鳥荘に宿泊しているので、温泉の快適さは実証済み。今日は、そんなに汗をかいていないが温泉に入りたいという欲望から、自ずから足が速くなる。
結果として19時前には、雷鳥荘に到着できた。だが、やはり最後の階段登りはキツかった。先にチェックインしてもらったYUT さんと合流し、とにかく夕食だと食堂に行き、先ずは生ビールで乾杯。(写真下)
夕食を終えた後、温泉に入ってサッパリし、談話室にて再び酒をゆっくりと味わう。 |
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[夕食にて乾杯(※夕食は一部しか写っていない)] |
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朝風呂にゆっくりと入り、バイキング方式の朝食をとる。今日は帰るだけなので気分的に楽なせいか、多めに食べてしまった。出発前に記念撮影し、8:38、雷鳥荘を出発する。(写真下)
今日はガスもなく、晴れ渡っていた。土日に比べ、一番天気が良さそうだ。 |
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[雷鳥荘の前で記念撮影] |
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雄山や大汝山を眺めながら、出発。(写真下) |
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[立山を眺めながら出発] |
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有毒ガスが漂うエリアを通過。実は、行きの時、硫化水素が強烈に臭った場所で、目が痛くなるほどだった。(昨年はそこまで酷くなかった) だが、今朝は異臭なし。奥大日岳と地獄谷の眺望が素晴らしい。(写真下)
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[奥大日岳と地獄谷] |
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9:07、室堂ターミナル到着。9:20発の美女平行きのバスに乗車する。(写真下) バスは、半分ぐらいの乗車率だった。 |
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[室堂ターミナルにて] |
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車窓から剱岳を撮影。(写真下) 今回は、台風でどうなるかと思ったが、交通機関は麻痺せず、無事富山に来れた事、雨に降られたのは、初日の最初の30分程度だけだった事、渋滞登山はなかった事など、この上なくツキに恵まれていたと思えた。もし金・土・日と1日早い日程で組んでいたら、台風のために山行中止になっていただろう。 |
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[車内から剱岳を撮影(望遠)] |
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電鉄富山からJR富山駅に向かう。
昨年と同様、駅ビルの寿司屋で反省会。(写真下左右) 生ビール、新鮮なネタと一合こぼれ升の日本酒を味わう。...やはり、昼から飲む酒は旨い。
食事中にえきねっとで帰りの新幹線予約をとる。平日とはいえ、直前は満席状態だった。ということで、1本後の列車を予約し、場所を移して、ゆっくりとコーヒーを飲みながら時を過ごす。 |
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[富山駅前で反省会] |
[日本酒が美味] |
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YUTさん、TKOさん、大変お世話になりました。
無事に下山出来てホッとしております。今回の下りを体験し、右膝痛は完全に完治したと言えそうです。しかし、膝痛の再発が怖いせいか、ガレ場の下りが滅法遅くなってしまいました。この点、もっと減量し、体力をつけなければと反省しております。今後とも宜しくお願い申し上げます。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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