トップページ他山域山行リスト>吾妻山(二宮)・高山_記録20250205


吾妻山(二宮)・高山

 山行日
2025年2月5日(水) 晴        単独行
 コース
二宮(8:28)〜(9:21)浅間神社(9:23)〜(9:36)吾妻山(二宮)(10:27)〜(10:29)吾妻神社(10:33)〜(11:07)押切橋交差点〜(11:36)西湘テクノパーク〜(12:16)広宣寺〜(13:10)高山(13:26)〜(14:06)五国峠碑〜(14:19)西山農道休憩所〜(14:50)国上農道之碑〜(15:07)国府津
 今回は長年、気になっていた山に行ってきました。一つは、吾妻山(二宮)です。大山頂上から小田原方面を見渡した時、小さなコブのように見えるのが吾妻山です。近くには標高218.7mの鷹取山(大磯)があるのですが、標高136.2mの吾妻山の方が目立ちます。そんな訳でいつか訪問したいと思っていました。もう一つは、曽我丘陵の高山(標高245.9m)という山です。曽我丘陵では浅間山、不動山に登ったことがありますが、国府津寄りの高山は自己未踏峰でした。ちょうど吾妻山の菜の花が咲き出したという情報を得ましたので、今回、吾妻山、高山をまとめて訪問する計画を立てました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 二宮駅から坂道を登り、吾妻山公園入口に到着。(写真下) ここで坂道から階段登りに変わるのだが、この階段、意外と長くて急でビックリ。
...いきなりヘロヘロ。これは侮れない山だと知る。
[吾妻山公園入口]

 階段を登り終えて右折し、傍にある第2展望台という名の場所に行ってみる。遠くに湘南平のTV塔、眼下に二宮町の市街地が広がっている。(写真下)
[第2展望台からの光景]

 吾妻山公園内を進むと、木の幹にプレートがついており、木の名前が分かるようになっていた。シラカシ、ヤマモモ、オオシマザクラ等の木を見るが、ここでも高麗山に連なる浅間山でよく見かけるエノキを見つけた。高さと枝振りから目立つ存在だ。さらに進むと、キリシマツツジ、オオムラサキなどツツジのエリアが続いている。これらの花が咲く4月頃も来訪者が多そうだ。
 右手に登る階段があり、その先が浅間神社。ということで寄り道して参拝する。(写真下) 拝殿の横に以下のような説明板が立っていた。
『浅間神社
 祭神は木花咲耶媛、二宮町上町地区の祭神で、土地の人には浅間さんと親しまれ、本社は富士浅間神社です。
 木花咲耶媛はその名のとおり、咲く花の匂うような美女で、良縁を得られたので縁結びの神様として信仰されています。
 今からおよそ八百年の昔、源頼朝が富士の巻狩りを催した時、曽我兄弟は父の仇、工藤祐経を討取りました。この時姉の二宮の花月尼はその成功を富士浅間神社に祈りました。
 後、花月尼は大願成就に感謝の意をこめて、自分の住まいの前のこの山上に、浅間神社を祀ったといわれています。(以下略)』
[浅間神社に寄り道]

 浅間神社への階段道を往復した後、公園内の奥へと歩いていくと、一面芝生のような斜面が広がった。1本の立木に近づいたら、やはりエノキと判明。(写真下)
[吾妻山頂上付近にて]

 右手に吾妻山(標高136.2m)山頂標識が立っているのを発見。(写真下) この山頂標識の後方に三角点があった。
[山頂標識を見つけた]

 山頂標識の奥が少し高台となっていて、そこから富士山の雄姿を撮影。(写真下) だが、雲の変化が著しく、すぐ山頂手前に雲が湧いてくる。
[富士山を望む]

 右手には丹沢・大山の山並みが見える。(写真下) 大山や塔ノ岳の頂上付近は雪で白くなっていた。手前には菜の花が満開だった。
[大山・丹沢方面]

 箱根方面も手前に菜の花を入れて撮影。(写真下)
 ここは、今の季節、富士山、丹沢、箱根、相模湾などがクッキリ眺められ、菜の花、マユミの赤い実などの草木も見られ、絶好の撮影ポイントということを実感。
[箱根方面]

 相模湾の方を眺めていたら、斜面の先で、近くの保育園から来たと思われる子供達が声を上げながら元気に走り回っていた。そして、それを見守る保育士さんの姿が目に入る。(写真下) ほのぼのとした気分になり、しばし眺め入ってしまった。
[園児が走り回っていた]

 富士山には雲が纏わりついたままなので、諦めて菜の花畑を後にし、吾妻神社に向かう。階段道を下っていくと、意外にも神社は近かった。(写真下)
『吾妻神社は、吾妻山公園の展望台下に位置し、梅沢の氏神様で、縁結びの神様として信仰されています。言い伝えによると、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の途中、三浦半島走水から海路上総に渡ろうとすると、突如として暴風が起こりました。その時、妻の弟橘媛命(オトタチバナヒメノミコト)は海神の怒りを鎮め、あわせて夫の武運を祈って海中深く身を投じると海はたちまち穏やかになりました。7日後に命(ミコト)の櫛が海辺に流れつき、それを埋めて命の在りし日を偲んだ場所が吾妻神社であったと伝えられています。』  Webサイト:湘南二宮町観光ナビより引用
[吾妻神社]

 吾妻神社から下りてきて、東海道線の跨線橋から箱根の山々を眺める。(写真下) ここで次の目的地、高山へと向かうためにGoogleマップのルート設定先を田島峠に合せる。(Googleマップでは高山付近のポイントが田島峠しかなかった)
[東海道線を渡る]

 国道1号線を歩き、中村川を渡った後、右折する。(写真下)
[押切橋交差点を右折]

 テクノパーク中央バス停を通過。(写真下) この辺りは小田原市だと分かったが、全く土地勘がないので新鮮だ。
[テクノパーク中央バス停]

 右手には、大山・丹沢の山並みが見える。だが、大山は上空の雲で完全に日陰となっていた。(写真下)
[右手に大山・丹沢を眺める]

 Googleマップでルート設定した通りに歩いていたら、太陽光発電所の前に出た。(写真下左) ここでGoogleマップでは、右への道が記載されてあるのだが、実際には道がなかった。(写真下右) Googleマップの地図が間違っているのかと思い、1/25000地形図を見てみたら、なんとこっちの地図でも右への道が記載されていた。ちなみにネット上のMapion地図でも右への道は載っていた。 だが、実際には道がなかったので、ちょっとどうなってんの?の心理状態。深呼吸を2回した後、ここは冷静に引き返して、Googleマップの第2ルートを進む。
 山の中では、1/25000地形図に記載されている破線ルートが存在しないというのよくある話だが、こんな宅地&畑のエリアでもあり得ることを知ったのは、貴重な体験だ。
[太陽光発電所の前に到着] [右手に道無し]

 北側に進んで塔台川を渡り、左折して車道を西へ進んでいくと、右手に馬頭観音、牛頭観音などの石仏群を見る。(写真下) この道は昔から存在していたようだ。
[馬頭観音・牛頭観音等を見る]

 新幹線の下をくぐる。ちょうど下りの新幹線が通過していった。(写真下)
[新幹線の下をくぐる]

 広宣寺を右手に見た時、左からの道が合流するのを見る。(写真下) 最初のルートで来れたら、(写真下)の赤矢印のように合流するはずだった。
 帰宅後、Google マップ上のストリートビューではどうなっているのかと思い、見てみたら、途中でストリートビューが消えていた。やはり、地図に記載されていた道路は、実在していなかったのだ。
[最初のルート(振り返って撮影)]

 小田原厚木道路の下をくぐると、舗装路の登り坂が一直線に続いていた。これを登るのかと思ったら、思わずため息が出た。ペースを一定にして登っていき、途中で振り返る。(写真下)
[登り坂を振り返る]

 さらに坂道を登り続けると、小田原中井広域農道(やまゆりラインというらしい)に出た。ここは、車が頻繁に走っている。どうやら幹線道路のようだ。そこから南側の景色を望む。(写真下) 遠く左奥に湘南平のTV塔が見える。手前右の山は、先ほど登った吾妻山だ。
 この広域農道にはすぐ先にトンネルがあり、そこがGoogleマップで言う田島峠のようだ。
[広域農道に出た]

 ここでスマホを利用して1/25000地形図を見る。高山頂上を通る経路はないので、山頂付近を通る経路を探す。まずは、広域農道を北側に進んでみると、大山・丹沢の山々が見えた。(写真下) この後、左手の斜面に上がる道を進んでみたが、1/25000地形図に載っている高山ピークに近づく破線ルートが結局見つけられず、引き返して広域農道を戻るように歩く。
[広域農道を進んでみる]

 トンネルの手前で右の坂道を登り、丁字路に出た後、右の農道を進む。(写真下) この道は1/25000地形図では実線で記載されていて、今度は、この実線ルートを通って高山頂上の南側から近づくことを考えた。少し遠回りになるが急がば回れだ。
[トンネルの上を進む]

 12:59、変則十字路に出たら、なんと道標に遭遇。(写真下) 道標には、歩いてきた方向が[上町隧道400m・西山農道休憩所1820m・国府津駅4150m]とあり、右手方向が[一本松跡950m・六本松跡1350m・下曽我駅5380m]となっていた。また、道標には「国府津・曽我丘陵ウォーキングコース」とも書かれてあり、メジャーなルートだと判明。高山ピーク自体は、ハイキングコースと直接関係がないが、右手の坂を登れば頂上に近づくことが分かったので、ここは道標の指す右手方向の坂を登っていく。
[道標に遭遇]

 登坂がきつくなり、目の前に送電鉄塔が見える。地形図から見て、あの鉄塔付近が高山頂上のようだ。登坂が終わると、左折する舗装路にウォーキングコースは続いていたが、ここで反対の右側の畦道に進む。その奥に送電鉄塔が見えていたからだ。(写真下左)
 進んでいくと送電鉄塔の横に出た。(写真下右) この送電鉄塔はJR東海のものだった。
[右手の畦道を進む] [送電鉄塔あり]

 地形図から見て送電鉄塔の奥が高山の三角点位置だったのだが、広くて平らな頂上となっていた。これでは三角点が見つけにくいと覚悟したが、幸いにも三角点を発見。(写真下) 高山頂上は、展望のない地味な所だった。
[高山の三角点]

 高山頂上からの下山ルートは、当初、下曽我に下るつもりだったが、どうせなら歩いたことのない国府津方面に進むことにした。
 13:45、トンネル(先ほどの道標から上町隧道という名前であることを知る)上の丁字路まで戻ってきた。ここでガードレールに国府津駅への道標があり、進路を南に取る。(写真下)
[トンネルの上まで戻ってきた]

 時々道が細くなり、軽トラ1台がどうにか通れるような道幅になる。それでも国府津・曽我丘陵ウォーキングコースの道標を時々見かけるので、道迷いはしない。
 14:06、五国峠農道記念碑の前を通過。(写真下) この辺りで上空に局所的な雲が現れ、風が強くなってきた。
[五国峠農道記念碑]

 14:19、西山農道休憩所に到着。(写真下) 河津桜と思われる桜の木が満開だった。撮影しようとすると相変わらず風が強く、桜の花が揺れる。また、道路の下に簡易トイレが設置されていて、これが道標に描かれているトイレだと分かった。
[西山農道休憩所(振り返って撮影)]

 14:24、道標に貼紙がしてあるのを見る。(写真下) 読むと、この先の上ノ山農道を通るコースが変更され、国上農道を通るルートを進むように指示されてあった。
[コース変更の案内]

 この後、車幅のある舗装路を歩いていく。箱根の山々が一望できる箇所では強烈な逆光で、富士山が眺められる箇所では肝心の富士山に雲が発生していたりと、イマイチの光景が続いた。また、下り一辺倒だと思い込んでいたら、途中で登りとなったので、いささかショックを受ける。
 坂を下っていくと、眼下に国府津駅が見下ろせた。(写真下) ちょうど御殿場線が出発して行くところだった。
[国府津駅を見下ろす]

 道標を右に見る。(写真下) この道標に従うと御殿場線に沿って歩くことになるが、実際は、ここで左折し御殿場線の踏切を渡る。
[国府津駅まで1000m]

 15:07、国府津駅に到着。こうして今回も無事ゴールイン。
[国府津駅に到着]


 ゴールの国府津駅では喉の渇きに我慢できず、駅前の飲み屋に入って生ビールと寒ブリの刺身を注文しました。今回は、初訪問の山を2つ登り、いろいろ楽しめたな〜と振り返りながら、ビールも刺身も美味しく頂きました。(写真下)
...満足。満足。この後、サワーも飲んでしまった。
 [駅前で生ビールと寒ブリ]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。