トップページ>他山域山行リスト>飯縄山_記録20250518
2025年5月18日(日) 晴 |
同行者:「山の会2」メンバー 10人 |
駐車場(9:08)〜(9:23)西登山口〜(10:17)萱ノ宮〜(11:51)一の鳥居分岐点〜(12:30)(飯縄山(13:02)〜(14:11)瑪瑙山(14:23)〜<ゲレンデ>〜(14:53)ゲレンデ分岐点〜<水路沿いの道>〜(16:00)駐車場 |
今回は、「山の会2」山行で飯縄山に行ってきました。1泊2日の計画で当初は、初日に登る予定でしたが、生憎の雨だったため、2日目に日程を変更しました。幸い2日目は晴となり、快適な山行となりました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
初日は長野駅に着いた段階で雨が降っていたため、計画を変更し、戸隠森林植物園を訪問。傘を差しながらミズバショウ群落を見物。(写真下) 考えてみたら、このような可憐なミズバショウ群落を眺めるのは初めての経験だった。
...いつも葉が大きく成長した時のミズバショウしか見ていなかった。また、この後、昼食の蕎麦が最高に美味しかった、 |
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[雨の中、ミズバショウ群落を見物] |
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翌日、昨日の大雨が嘘のように晴れ渡った。戸隠スキー場中社ゲレンデ駐車場まで車で移動し、ここから登山スタート。(写真下) |
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[駐車場を出発] |
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15分ほど歩いたところで西登山口に到着。(写真下) ここから、西登山道を登っていく。 |
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[西登山口] |
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新緑の樹林帯を歩いていくのが心地よい。やがて前方に鳥居が見えた。(写真下) 10:17、鳥居を潜って、祠を参拝。ここが山と高原地図18「妙高・戸隠・雨飾」での飯縄山西側の萱ノ宮だと分かった。 |
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[萱ノ宮にて] |
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萱ノ宮を過ぎると斜度が一変し、キツくなった。やがて樹林帯を抜け、笹原の斜面となり、視界が広がる。だが、相変わらず斜度はキツいまま。
11:51、分岐点に到着。萱ノ宮から高度差400m程度だ。(写真下) 右の分岐は、南登山道で、一の鳥居の登山口に通じている。ちょうどすれ違った男女6人グループが南登山道に下っていくのを見る。すると、次にすれ違った男女1組も南登山道に下っていった。後で調べてみたら、どうも飯縄山ピストンの場合は南登山道が人気なようだ。
その後、分岐点のすぐ先で小休止とする。 |
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[一の鳥居分岐点(振り返って撮影)] |
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12:03、小休止を終え出発。小ピークを越える。9合目の標柱が立っていた。(写真下) |
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[手前の小ピーク] |
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12:30、飯縄山頂上に到着。(写真下左) 山頂は、平らで広い。(写真下右)
ここでランチタイムとする。山頂には他の登山者が何人か休憩しており、人気の山であることが分かる。また周囲を見渡すと、ガスが上昇していて、残念ながら遠方はよく見えない状況だった。 |
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[飯綱山頂上に到着] |
[頂上光景] |
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13:02、頂上を出発。瑪瑙山へ向かい、同じルートを通らずに下山開始。すると、いきなり残雪が現れた。(写真下) 昨日、雨がかなり降った割には、まだ硬い雪だった。 |
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[残雪あり] |
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前方の視界が広がる。(写真下) 手前になだらかな瑪瑙山、その右奥に凸状の高デッキ山、さらに奥には頂上付近に雲がかかった高妻山がひと際高く聳えていた。 |
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[瑪瑙山の奥に戸隠山、高妻山] |
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登山道が岩場となり、急な下りとなった。(写真下) 今まで岩場らしい岩場がなかったので、おやっと思ってしまった。...短かったけど。 |
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[飯縄山の岩場での下り] |
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下りが一旦終わり、笹原の尾根筋をほぼ水平に進んでいく。快適な登山道だ。(写真下) やがてこの先で鞍部となる。 |
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[瑪瑙山に近づく] |
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鞍部を通過後、瑪瑙山の斜面に取り付き、笹原の斜面を登り返す。(写真下) 今回、この登りが短かった割には一番キツく感じた。地図で確認すると、飯縄山頂上から鞍部まで高度差約290m下った後、瑪瑙山頂上まで約100mの登り返しだった。 |
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[瑪瑙山への登り] |
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14:11、瑪瑙山頂上に到着。山頂標識の文字が薄れていた。(写真下) 背景には飯縄山(左ピーク)が見える。左側からガスが湧き上がってきた。 |
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[瑪瑙山頂上] |
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14:23、瑪瑙山頂上を出発。スキー場のゲレンデをスタスタと下っていく。(写真下) 開放感があって心地よい。幅広のゲレンデでスキーならば気持ちよく滑れそうだ。 |
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[ゲレンデを下っていく] |
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だが、いきなりメンバーが一斉に立ち止まる。前方に黒くて大きめの犬のような動物が右から左へとゲレンデをゆっくり横切っていた。(写真下) だが、犬が歩いているというのはどうも不自然で、ちょっと痩せ気味のような気もするのだが、メンバー間では、冬眠明けのクマだろうということになった。 |
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[黒い動物を見る] |
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ゲレンデを下っていく。正面に戸隠山の西岳・本院岳方面が見える。(写真下) |
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[正面は戸隠山] |
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上空には厚い雲が浮かんでいるが、戸隠山の右手に高妻山が見えた。(写真下) 眺めただけで、これは簡単に登れないなと悟ってしまう程、頂上付近の急斜面に目が吸い寄せられる。 |
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[高妻山が聳え立つ] |
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ゲレンデ下りが続く。(写真下) 先ほどのクマが出てこないかと時々、振り返りながら下っていく。 |
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[ゲレンデ下りが続く] |
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ゲレンデ下りが終わった後、正面の怪無山のゲレンデを登り返すことをやめて、左斜面の樹林帯を進む。(写真下) 地図上では登山道となっていた。 |
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[ゲレンデを左折し登山道を下る] |
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どんどん下っていくと、水路沿いの水平道に出た。樹林帯の中の一本道となっている。(写真下) だが、周囲は樹林帯で遠景は全く見えない。先ほどの動物がクマだと思うと、この辺りでも出てきそうな気がして、ちょっと恐ろしい。 |
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[水路沿いの道を行く] |
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樹林帯が途切れて前方にゲレンデが見えてきた。15:47、道標のある箇所から左に下っていく。(写真下) |
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[左折してゲレンデを下っていく] |
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ゲレンデの左端を下り続け、16:00、駐車場に戻ってきた。(写真下) これにて今回の登山は無事終了。お疲れさまでした。 |
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[駐車場に戻ってきた] |
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今回初めて飯縄山登山を経験し、ゲレンデ下りで眺めた戸隠山や高妻山の姿がとても印象的でした。ですが、下り斜面で右膝に少し痛みを覚えました。再び右膝痛が発症かと、ちょっと今後の山行が気になっております。
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今回、見かけた花
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[ミヤマエンレイソウ] |
[ショウジョウバカマ] |
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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