トップページ他山域山行リスト>大丸山・朝夷奈切通_記録20260301


大丸山・朝夷奈切通

 山行日
2026年3月1日(日)   晴        単独行
 コース
港南台(7:37)〜(7:54)横浜栄高校手前の分岐点〜(8:21)港南プール分岐点〜(8:27)いっしんどう広場(8:30)〜(9:27)大丸山分岐点〜(9:30)大丸山(9:48)〜(9:52)大丸山分岐点〜(10:16)市境広場〜(11:01)朝比奈バス停〜<朝夷奈切通>〜(11:59)三郎の滝〜(12:12)十二所神社バス停〜(12:25)明石橋〜(12:44)杉本寺(13:27)〜(13:29)杉本観音バス停
 今回は、右膝の調子を確認するため、近場の「円海山周辺の市民の森」を歩くことにしました。その後、まだ訪問したことのない朝夷奈切通に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 円海山周辺は、コロナ禍の頃、近場ということでトレーニングがてら、よく通っていたエリアだ。いつものようにJR港南台駅から鎌倉方面に南下するルートを選択。
 駅のコンビニを出て駅前に立つと、今日は日曜日なので人の往来が少なく歩き易い。
 7:37、港南台駅を出発する。(写真下)
[港南台駅を出発]

 歩道を歩き、環状3号線にぶつかった所で左折する。やがて港南台五丁目交差点が見えてくる。車の走行音で騒々しいのはここまでで、この先からは住宅街の路地に入っていく。
 7:54、横浜栄高校手前の分岐点に到着。ここで「円海山周辺の市民の森」案内図を見る。(写真下) 詳細かつ正確な地図なのだが、相変わらず現在位置を示す矢印が間違ったままだ。
[横浜栄高校手前の分岐点]

 左手の登坂を進む。左後方を振り向くと、出発した港南台駅方面のビルが見える。さらに山道を進み、「瀬上池が見えますか」というパネルの前に到着。説明パネルは、長い年月を経てだいぶ色褪せてしまっている。(写真下)
[瀬上池が見えますか?]

 実際に南側の瀬上池方面を眺めてみる。ここは、池の水と常緑樹の色が似たような濃緑色なので、見えていないようで実は見えているというのがポイント。だが、今回、手前の木の枝が成長したせいか、瀬上池自体が枝に隠れ、よくわからなくなっていた。(写真下左) 以前は、しっかり見えていたのだが。(写真下右)
[瀬上池が見えない] [瀬上池が見えていた(2022年1月)]

 さらに登り坂を進んで、高台となる港南プール分岐点に到着。右側の視界が広がり、富士山を望む。(写真下) だが、気温が高いせいか、霞んでしまい、画像は今一つ。
[富士山は霞んでいた]

 港南プール分岐点を右折してほぼ水平に歩き、いっしんどう広場に到着。(写真下) 8時半前だが、既にハイカー2人がベンチで休憩中だった。また後方から単独男性ハイカーに追い越された。
[いっしんどう広場]

 鎌倉方面の道を進むと、かながわの美林50選「円海山周辺の森」の標柱を見る。(写真下) いつもカメラを向けてしまう撮影スポットだ。
 この辺りから、すれ違うハイカー、後方からのハイカーが増えてきた。...さすが日曜日。
[かながわの美林50選 円海山周辺の森]

 右側にはハイキングコースのすぐ下まで一戸建て住宅街が迫ってくる箇所がいくつか存在している。そして、その奥には富士山が。だが、先程同様、霞んでいるのが残念。
[住宅街の奥に富士山]

 9:18、ほぼ水平な登山道を歩いていくと、前方が明るくなっていた。よく見たら右側の樹木が伐採されて切り株だらけとなっている。(写真下) この光景は今回初めて見た。(と思う。) この結果、今日は薄らだが、富士山や丹沢の眺めがよくなっていた。今後、整備され、休憩広場でも出来るのだろうか。
[伐採されたエリア]

 9:27、南下ルートを左折し、大丸山に寄り道する。大丸山頂上へは、このハイキングコース一番の階段登りが続く。だが、3分程度で登れるのが有難い。ハアハア言いながら頂上に到着。(写真下) さすが日曜日。すでに多くのハイカーが休憩中だった。
[大丸山頂上光景]

 だが、休憩中のハイカーは次々と出発し、気がつけば、男女1組と私だけとなっていた。そんな状況で頂上光景を撮影。(写真下) 八景島シーパラダイスの屋根が光っていた。
[大丸山から東京湾の眺め]

 大丸山から登ってきた階段道を下り、南下ルートを進む。途中の分岐点で左折し、関谷奥見晴台に寄り道。(写真下)
 ベンチが設置され、見晴台には違いないが、手前の樹林が伸びてしまい、遠景の臨海工場地帯が殆ど見えない。見回すと、上段側のベンチに中高年男性ハイカー2人組だけが休憩中で、この地を独占していた。
[関谷奥見晴台]

 10:16、市境広場に到着。ここにも円海山周辺の市民の森の案内図が立っている。(写真下) この正確な地図のお蔭で、迷うことなく歩けている。
[市境広場に到着]

 だが、ここで振り向いたら違和感が。(写真下左) 確かここにはテーブルがあったようなと思い、帰宅後、過去の画像を調べたら、やはり記憶が正しかった。(写真下右)
 今回は、ここで鎌倉方面に進まず、左の山道を進む。このルートは初めてだ。
[市境広場を振り返る] [以前の市境広場]

 細い樹林帯の中、山道を進む。(写真下) 周囲からは車の走行音がよく聞こえる。横浜横須賀道路(略称横横道路:自動車専用道路)が近いせいだ。そんな訳で自然の中を歩いているような気がしない。
[市境広場から左折する]

 下りになったと思ったら、赤いコーンが立っていた。(写真下) あれっと思ったら、ここは道ではなかった。周囲を見ると、左側に山道を見つけた。
[コーンと枝木で進入禁止のサイン]

 また、通ってきた山道を振り返ったら、ミニ切通のようになっていたことに気がつく。(写真下) この辺りの道は、古道なのかなと思えた。
[ミニ切通だった(振り返って撮影)]

 山道を進むと、すると突然、目の前にコンクリート階段が現れた。(写真下) どうやら横横道路ができたために造られた階段と思えた。この階段で一気に下っていく。途中、階段道が二手に分かれるが、ここは、明るい左側を進む。後で調べたら、右側を進んでも問題なく、早めに県道23号原宿六ツ浦線に出られるのが分かった。
[コンクリート階段を下る]

 横横道路の下をくぐり、坂道を下っていくと、一戸建て住宅街に出た。(写真下) しばらくは、この住宅街を歩いていく。
[住宅街を進む]

 住宅街が途絶えると、右手には横横道路の朝比奈料金所が見えた。(写真下)
[朝比奈料金所]

 県道23号線に出て、金沢八景側に進んだ後、信号のある箇所で県道を渡り、朝夷奈切通の道に入っていく。(写真下) まだ何の変哲もない舗装路だが、これがどう変わるか楽しみだ。
[朝夷奈切通に向かう]

 やがて道が細くなり、車両通行止めとなる。(写真下) 朝夷奈切通の石柱が立っている。その手前に朝夷奈切通の説明板が二つあり、その一つには以下のように記載されている。
『国史跡 朝夷奈切通(あさいなきりどうし) 昭和44年6月5日指定
 鎌倉幕府は、仁治元年(1240)六浦津との重要交通路として、路改修を議定、翌年4月から工事にかかりました。執権北条泰時自らが監督し、自分の乗馬に土石を運ばせて工事を急がせたといいます。〜(途中略)〜 鎌倉市境の南側には、熊野神社がありますが、これは鎌倉の艮(うしとら)(鬼門)の守りとして祀られたと伝えられています。
 鎌倉七口の中、最も高く険阻な路です。
                           社団法人横浜国際観光協会
                           横浜市教育委員会文化財課
                                  
平成2年3月
[朝夷奈切通入口]

 11:11、横横道路の下を潜る。(写真下) 横横道路は朝夷奈切通を意識してルート設定したのかと思えるように、切通の核心部手前を横切っていた。
[横横道路の下を通過]

 樹林帯の中、未舗装路の細い山道を進むと、目の前に突如、切通が現れた。(写真下)
 う〜む。思わず声が続かない。今まで、名越切通、大仏切通、化粧坂等を歩いてみたが、ここは左右の岩壁が高く、これぞ切通という景観だ。思わず何枚も撮影してしまう。また、よく見ると岩壁はハングしている箇所があり、いつかは崩れてしまうのではと思えた。
[朝夷奈切通]

 さらに奥に進み、熊野神社への分岐点に到着。(写真下左) ここは神社方向ではない右を進む。右手には岩壁が続いている。(写真下右) 右手の柵には倒木・枝折れ頭上注意の貼紙がしてあったが、岩壁崩壊もあり得るのではないかと思えた。
[熊野神社分岐点(左)] [熊野神社分岐点(右)]

 緩やかな登りが終わり、今度は左手に岩壁が続いている。(写真下)
[切通が続く]

 やがて下り道となった。(写真下) 一枚岩のような道で、所々が濡れている。これは滑りそうで、ちょっと歩き難い。結構、時間がかかってしまった。
[滑りやすい下り道]

 ようやく歩き易い道となる。(写真下)
[右手に小沢あり]

 道がどんどんよくなっていくと、前方に車両通行止めの杭が見えてきた。これで切通は終わりかと思うと少々残念。左手に小滝が見えた。
 この滝は、朝夷奈切通を一夜にして開いたと言い伝えられている朝比奈三郎義秀(和田義盛の三男)に因んで、「三郎の滝」と名付けられたらしい。
[三郎の滝(振り返って撮影)]

 一本道を歩き続けると、ようやく民家が見えてきた。(写真下)
[民家が現れてきた]

 12:12、バス通り(県道203号金沢鎌倉線)に出た。先程の県道23号線と同様、交通量が多い。すぐ先に十二所神社バス停があったので撮影。(写真下)
[十二所神社バス停(振り返って撮影)]

 滑川沿いに続いている県道203号線を歩いていく。(写真下)
[県道204号金沢鎌倉線(金沢街道)を歩き続ける]

 右手に杉本寺を見る。(写真下) ここは、未訪問の寺だったので参拝することに。拝観料300円を払ってさらに石段を登っていく。
[杉本寺]

 杉本寺は三体の十一面観音をご本尊とし、鎌倉最古の寺院であることで知られている。まずは仁王門を通り、左の阿形像、右の吽形像を撮影。(写真下左右) これらの力強い像は運慶作と伝えられている。...運慶作! 仁王像ファンとしては感動モノ
[阿形像] [吽形像]

 ここまで階段が苔むすまで、いったいどれだけの時間が必要なのだろうかと思いながら、苔の階段をしばし眺め入る。(写真下) この階段は通行禁止となっているので、左の道を進み、上の本堂に向かう。
[苔の階段]

 本堂に入り、秘仏本尊十一面観音(行基作)、秘仏本尊十一面観音(円仁(慈覚大師)作) 秘仏本尊十一面観音(源信(恵心僧都)作)の三体を拝む。今日は幸いにも1日ということで開帳の日だったのだ。(毎月1日と18日に開帳されるらしい。2月・8月は例外あり)...ありがたや、ありがたや
[寒緋桜と杉本寺本堂]

 天気もいいので杉本寺を出た後、八幡宮方面へと歩くつもりでいたが、ここにきて花粉がかなり舞っているようで目が痒くて仕方がない。ということで今日は、ここまでと決断。杉本観音バス停からバスに乗車し、鎌倉駅に向かった。
 [杉本観音バス停に到着]


 2月の山歩き回数をセーブしたお蔭か、膝痛のサプリ(最近、服用し始めました)が効いているのか分かりませんが、3月に入って右膝の調子が回復してきた感じです。まあ、急な下りがなかったので断定は出来ませんが、昨年よりはマシだと思っております。
 また、朝夷奈切通、ここは必見だと悟りました。
...なんでこの歳まで訪問しなかったのだろう。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。