トップページ山行リスト(日付)>権現山・弘法山_記録20170409


権現山・弘法山

 山行日
2017年4月9日(日)       曇り後雨         同行者:山の会メンバー3名
 コース
秦野(10:05)〜(10:11)弘法の清水(臼井戸)(10:13)〜(10:21)命徳寺(10:24)〜(10:48)浅間山〜(10:59)権現山(11:30〜(11:56)弘法山(12:00)〜<弘法山南東尾根>〜(12:34)菅原神社〜(13:03)弘法の里湯(14:42)〜(14:45)鶴巻温泉
 今回は、本来、「山の会」の月次山行で弘法山でしたが、天候不順のため中止となりました。ですが、「何となく行けるんじゃないの」と思ったメンバーが4人、個人山行として、行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 予定通り、秦野駅改札口に10:00、全員が集合した。
 周囲を見渡すと、こんな天気だが、他にも山行パーティが何組か見られた。この時間帯だと、やはり、弘法山の花見山行だろう。
 まずは、改札口を降りた先のスーパーにて、アルコール、ツマミを購入。
 幸い、雨は降っておらず、傘を差すことなく出発。(10:05)
[秦野駅を出発(雨は降っていなかった)]

 先頭を歩くSHRさんが突如、右折。
 あらら、どこに向かうのかと思ったら、弘法の清水だった。ここも、定番の「弘法大師が持っていた杖で地面をつくと、そこから水が湧き出てきた」の弘法大師伝説が残っている。
 他のパーティも寄り道しており、ここは観光スポットのようだ。

 続いて、命徳寺に寄り道。
 この寺は、屋根が茅葺きの切妻造りである山門(薬医門)が秦野市の重要文化財に指定されていて、参道の梅が有名だ。今の時季、梅の花は、終わっているが、山門をくぐると、奥に左右それぞれ桜の木が1本ずつあり、どちらも満開の状態だった。
 ほんのひと時、桜観賞。
[弘法の清水(臼井戸)にて] [命徳寺へ寄り道(正面が薬医門)]

 10:31、浅間山・権現山への登り口をスタート。
 後方には、他のパーティが、何組か続いていた。
 ....天気が悪くても、皆、ダンゴが欲しいようで。
[浅間山への登山口]

 急登が終わり、浅間山の肩に登りついたら、樹高のある桜の木がすべて満開だった。
 花見のタイミングとしては最高だった。これが、晴れていればと残念がったのは、私だけではないだろう。 
[浅間山手前の広場]

 浅間山ピークを過ぎて、権現山に向かう途中、左手に満開のソメイヨシノやオオシマザクラを見る。晴れていれば、左手に大山などの山並みが見える展望スポットなのだが、今日は、ガスがかかり、盆地の宅地部分ぐらいしか見えない。
[桜は、満開]

 10:59、権現山頂上到着。
 展望塔に上がってみるが、やはり、大山や丹沢表尾根方面は、全く見えず。
 だが手前の桜並木は、満開状態。ベンチがいくつかあるが、既に人が休憩しているのがわかる。我々も展望塔から降りて、ベンチを探すと、ちょうど展望塔下にある所が空いていた。すぐにアルコール類を取り出し、乾杯。

 ....まだ歩くので、アルコールの量は、自重。
[権現山展望塔の上にて] [展望台下のベンチにて乾杯]

 弘法山までは、桜並木になるので歩きましょうということで、11:30、展望塔下を出発。
 すると、今までもっていた天気が崩れ、雨が降ってきた。
 傘を差しながらの花見となる。
[馬場道へ下っていく] [桜が満開]

 11:56、弘法山に着いた。
 こんな天気でもベンチは、ハイカーで殆ど埋まっており、花見決行のパーティが多いことを実感。
 相変わらず、雨は、降り続いており、やはり、今回の「山の会」山行中止は、正解だったなぁと思ったが、この満開の桜が見れたことを考えれば、来てよかったという思いの方が、強く感じた。
[弘法山頂上にて]

 弘法山からは、吾妻山方面には向かわず、東海大学前駅方面に下ることにした。
 尾根を下っていくとき、意外にも新緑の眺めが素晴らしかった。
[東海大学前駅方面へ下る]

 この弘法山〜東海大学前駅ルートは、以前、一回だけ歩いたことがあったのだが、途中、大きな建屋が現れたので、全く記憶が無い箇所を歩いていたことを知る。
 帰宅後、調べたら、以前は、146.6mの三角点を経由するという近道を歩いており、今回は、幅広の道を歩き続けた結果で、目の前に現れた建屋は、障害福祉関係のものだと分かった。

 相変わらず、SHRさん先頭で歩いていく。
 満開の桜がここにもと思った場所は、菅原神社だった。
[菅原神社にて]

 雨が激しくなってきた。
 住宅街が途切れ、畑が目立ったエリアで、左手に「野仏と温泉のみち案内図」(秦野市商工観光課)が立っていた。(写真下)
 鶴巻温泉、延命地蔵、極楽寺、石座神社についての説明と付近の地図が書かれてある。この時は、「野仏」と書かれてあったものの、ピンと来なかったが、この案内図の中に「野仏と温泉の道」と書かれたルートは、後日、あのお地蔵さんルート(吾妻山・弘法山_記録2015-1-12)だと知った。
[舗装路を進む]

 再び、住宅街となり、舗装路を歩いていく。東名高速を横断する所に出たが、東名高速に並行に走る車道の桜並木が満開だったので、左折することにした。
 こんな所で、満開の桜並木と出合うとは、雨の中でも、ちょっとしたツキがあったようだ。
[車道沿いに桜並木]

 東名高速の下をくぐって、鶴巻温泉へ向かう。温泉郷のカンバンがあり、思わず撮影。
[鶴巻温泉郷のカンバン]

 日帰り温泉の「弘法の里湯」にて、一風呂浴びて、2階の休憩室で乾杯。
 風呂上がりの生ビールは、やはり旨い!
[弘法の里湯の2階で乾杯]

 その後、予定のあるAKFさんと別れ、残ったSHRさん、YUTさんとは、まだ時間もたっぷりあるということで、本厚木にて途中下車し、シロコロの店へ向かう。
 ....どんどん酩酊の世界へ。
 [その後、本厚木にてシロコロ堪能]


 上述の通り、弘法山の桜は、ちょうど満開のタイミングでしたが、大山や丹沢の山々を背景に満開の桜を撮影することは、できず、残念な結果となりました。
 
ですが、今回も、歩いた時間と飲んでいた時間が同じぐらいとなってしまう程、山歩きとアルコールの双方を満喫しました。
 参加していただきました皆様に感謝いたします。有難うございました。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。